【まいっちゃうわマチコさん!コミックス発売記念】真城ひな先生×相席スタート スペシャル対談1
少女マンガなのに登場人物が全員ビッチかゲス、という脅威の4コマギャグ『まいっちゃうわマチコさん!』(マーガレットBOOKストア!にて連載中)。3巻まで好評発売中の電子版コミックスに加え、2月24日(金)には選りすぐりのネタと新作描きおろし9ページを収録した紙版の愛蔵版コミックスの発売が決定! それを記念して『マチコさん』の大ファンだという、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛さん、山﨑ケイさんと、作者の真城ひな先生の対談が実現しました。女子の本音炸裂で笑いの絶えなかったこの対談を全4回にわたってお届けします!


●真城ひな先生の印象は?
──初めに相席スタートのお二方が、初めて真城先生に会われたときの印象をお聞きしたいのですが、マンガのイメージと真城先生本人のイメージは違いましたか?
山﨑ケイ(以下ケイ):全然違いますよね
山添:ねぇ!
ケイ:私ほんとに、男の人か、ブスか…。どっちかだと思ってました(笑) なんとなくですよ!? まぁ言っても私くらいの感じの人か、逆に男かな?とも思ってたんですよ。男の人が女の人の名前で描いてるってあるじゃないですか。で、行ったら先生が居たから、え!?って。
──そうですよね。見た目からして最初に目が行きそうなポイントがありますもんね
ケイ:そう!胸! で、ほんとに合コンの正解服かのような(笑)
──行きました?目が?
山添:すぐ行きましたし、このお仕事をつなげてくれはったマネージャーが現場に入る前に、「思ってるような人と違います、すごいお綺麗な…」って言ってはったんで。行った瞬間に顔見て、胸いって、顔っていう。
ケイ:胸もね、なんかね、見ていい感じの服着てるんですよ。
真城:(笑)
山添:そこにも下品さがないですよね。
ケイ:私もね、実は大きいんですよ! でも私は男性をあとから喜ばせたい派なんですよ。ここを開いたときに、ラッキー!って思って欲しい。見れた人へだけのお楽しみとして。先生のはみんなへの楽しみとして使ってらっしゃる。
山添:仲直りしてもらうつもりはないんですけど、僕はどっちも嬉しいんです。
──ちなみに先生って、どれくらいあるんです?
真城:私は、まぁ7番目の…。
山添:A,B,C,D,E…楽しい!楽しい時間!この7カウントしてる時めっちゃ楽しい!
ケイ:人間、5まではわかるんですよ。5がEってことは分かるんですよ。その先が数えないとわかんない。その数える折り返しが楽しい!
●“シモネタなのに上品”が魅力!
──相席スタートさんが『マチコさん』の好きなポイントを聞かせてください!
山添:やっぱり、シモに品がある。
ケイ:下品じゃないですよね。
真城:シモに品って「下品」って書くのに(笑)
山添:シモネタなのに上品っていう。
──言い回しとかがってことですよね。
山添:そうですね。あとは少女マンガやのにオトナが読んで楽しめるっていう、初めて『ルパン三世』に出会った頃の気持ちに。むしろ大人こそですね。
ケイ:わたしも、シモネタなんだけど下品じゃないっていうのが一番いいなぁって思った部分ですね。セリフもそうだし、絵もモノは出てこないんですよね。女性のモノも男性のモノも。上すらもポロッと出てないですよね。そういうのがいいですよね。極端なこと言ったら、子供が読んだら意味がわからない。
──うまい具合に隠しているという
山添:分かる人にしかわからないという。

●女だけが測れる“最大値”!?
──相席スタートさん的に、ツボだったネタは?
ケイ:アレがめっちゃ好きでした
山添:浮気のやつ。
──ビッチ後輩が。
ケイ:「あんたのほうが大きかったってそれぞれに言えばいい」っていうやつは、なるほどなぁ…(笑)って思いましたねぇ。どういう経験から描いてんのかなぁとか思いましたけどねぇ。
真城:実際言ったことはないんですけど、女性の方が多分最大値を測ったことがあると思うんですよ。
ケイ:あぁ~!
山添:これ「あぁ~!」まで書いてくださいね! …絶対そうですわ。ご存知やと思います。
●男が、女性のことを知る“勉強”をしなければ…と思わせられるマンガ
──マチコさんは、よく身近な人の妄想劇を楽しんでいますが、ケイさんの最近の激しい妄想を教えて下さい。
山添:ありますか?ケイさん。
ケイ:私はちょっとオトナになってしまってるし、シモネタで妄想っていうよりは、結婚して子供ができたら、とかそういう感じの現実的な妄想ですね。ドラマとか見てても、そっか結婚して子供が出来たらこういう家に住んで、そしたらローンが…とかそういうことばっかりっすね。
──ケイさんいまアラサーですか?
ケイ:アラサーどころか、今年35になるんで。いよいよ結婚するのかしないのか悩みどころで。相手不在のままどうしようか考えてるんですけど。マチコさんっていくつでしたっけ?
真城:31ですね。
──同年代なわけですね。では男性の山添さんとしては、マチコの妄想を見てどう思いました?
山添:僕は『マチコさん』を読んで、男としては少なからずそういうふうに考える女の人いんねや!っていう。いい意味か悪い意味かはわかりませんけど世界が広がりました。
──じゃあ、そういう女の人がいたらむしろ嬉しいですか?
山添:いやぁ、どうなんすかねぇ!? 僕は読者として読んだときに、性事情をもっかい見直さなアカンなと思いました、自分の。自分だけが嬉しい思う営みをしてるんじゃないのかとか(笑)
ケイ:それで言ったらアレが面白かった。優しさとはき違えて激しくないセックスをする男はない、みたいな。そんなようなやつ。それは優しいじゃない、みたいな。
真城:大胆になれないのを優しさって言ってごまかす男は嫌、みたいな。
ケイ:そうそうそうそう!それがすごい私、わかる~!
──それは経験があって?(笑)
ケイ:そうですねぇ、ありますねぇ。でもそういうのって最初はいいかもしれないですけど、やっぱ飽きちゃいますよねぇ。
山添:男としては、もう一個勉強を、オトナになってからも女性のことを知る勉強をせなアカンちゃうかと思わせられるマンガでしたね。
ケイ:だからかもしれないですけど、性的な展開に入る瞬間はけっこうリアルに妄想してるのに、H自体は抜けてるんですよね。最後はベッドの中で行為が終わったあと、みたいな感じで。そういうところが可愛いというか
──読んでる側もいろんな妄想ができますね
山添:マチコさんみたいな人が実際いたら、僕は嫌ですね(笑)。リップサービスだけはたくさんしてくれそうだけど…。僕なら後輩のリナちゃんの方がいいっすねぇ。
──リナちゃんみたいな人、いますもんねぇ。
ケイ:絶対いる!って。マチコさんは外から見てる分には考えてることが分からないじゃないですか。会社とかにいても。リナちゃんはマジでいますよね。こういう女の子。
というわけで、しょっぱなから暴走気味のこちらの対談。次回は話題のリナちゃんのエピソードから、真城先生やケイさんの秘密の勝負下着まで、さらにヒートアップする本音トークが繰り広げられます。お楽しみに!
相席スタート プロフィール
2013年結成、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。山﨑ケイ(やまざきけい)と、山添寛(やまぞえかん)の漫才コンビ。「イイ女」ネタや恋愛ネタ、ちょいエロネタで人気上昇中。「M-1グランプリ2016」ファイナリスト。
真城ひな プロフィール
2005年「りぼんオリジナル」4月号に掲載の『天子サマにお願いっ!』で漫画家デビュー。2006年より「りぼん」で家族コメディ4コマ『ややプリ』を連載。2015年9月より「マーガレットchannel」で『まいっちゃうわマチコさん!』をWeb連載中(毎週月曜更新)。「ニコニコ静画」や「となりのヤングジャンプ」でもWeb連載中7月5日生まれ、O型。
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日時:3月10日(金)開場21時15分/開演21時30分
出演: 相席スタート
ゲスト:真城ひな
会場:ヨシモト∞ホール
チケット:前売1200円/当日1500円
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