2017年5月24日(水)20時30分

「BLの魅力を教えて!」 知識ゼロのおっさんがBL専門の編集部「.Bloom ドットブルーム」に突撃インタビュー!特別増刊「開花」の情報も聞いてきた!

どうもコミックシンクスタッフのモブです。

「どんな漫画をコミックシンクで紹介しようかな」と考えていたとき、ふと“BL(ボーイズラブ)”という言葉が目に留まりました。そういえば、BL漫画って1つのジャンルとしてとても大きいのに、シンクではまだ紹介したことがないなと。
そこで「誰かBL漫画の魅力について記事書かない?」と他のスタッフに聞いてみたところ、

「自分で書いたら?」と。
「え? こんなおっさんでいいの!?」
まわりをキョロキョロ見まわすと

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……いいみたい。

ということで、私がBL漫画の魅力について記事を書くことになったのです。しかし、「BLってあれでしょ。男同士がいちゃこらするやつでしょ」ぐらいの知識しかない私。どうしようと悩んでいると…

詳しい人が近くにいるよ~」との声が。

そんなわけでご紹介いただいたのが、ホーム社さんが運営している「.Bloomドットブルーム」(以下.Bloom)という電子BLアンソロジーの編集部!

.Bloomドットブルーム

今までは電子書籍の配信がメインだったのですが、5月25日(木)になにやら紙版の特別号が発売されるらしいという情報を耳にして、おっさんは編集部に突撃! そこで数々のBL作品を担当している女性お二人に、「BLって何がいいの?」と直球インタビューを敢行しました(汗)。それではご覧ください!

BLはエンタメであり、ファンタジーなのだ!

「.Bloom ドットブルーム」編集部のKさん(左)とSさん(右)

↑今回、お話をお伺いした「.Bloom ドットブルーム」編集部のKさん(左)とSさん(右)!

──BL漫画の魅力について、何故かBLにまったく無知なおっさんが聞くという無茶なインタビューになっちゃいましたが、本日はよろしくお願いします!

Kさん&Sさん(以下「K」、「S」):よろしくお願いします!

──まずは本題に入る前に……唐突ですが、お二人は腐女子なんですか?

K:わーっいきなり攻め込んできますね!……そうです!!

――やっぱりこの仕事をしていると、自ずと染まってくるものですか?

K:周りを見ていると、必ずしも、というわけではないですね。物語としての面白さはわかっても、いわゆる腐女子が感じる独特の萌えという感情は、おそらく勉強して備わるものじゃないので…。

S:私たちの場合は「遺伝子に組み込まれていたんだろうな」という感じですね。

──おぅ いきなり飛ばしますね…では自分の中にその遺伝子があることにいつ気づきました?

K:私は小学生の時でした。

──早いっ! 私はその頃“かめはめ波”を撃つ練習をしてました…それは何がきっかけだったんですか?

K:うっかり手にしたBL作品を読んで目覚めました。元々漫画自体が好きだったので、BLが漫画のジャンルとしてあることを認識してからは没頭するようになり…(笑)。オタク気質なので、1つ知ったら10まで知りたい、10まで知ったら100まで知りたい、と尽きるところがありませんね。

──Sさんの覚醒はいつでした?

S:中学~高校時代は数ある漫画のジャンルのひとつとして読んでいたぐらいで、そこまでハマっていなかったですが、大学のときにある作品に出会って衝撃を受けました。多分自分の性癖に刺さったのもあったんですけど、そのBL作品、当時はまだちょっと珍しいおじさん受け(※)だったんですよ。今まであまり触れられてこなかった部分をすごくスタイリッシュに面白く描いた作品だったので、それで「BLって面白い」と読むようになりましたね。
(※注…「受け」はBLにおける女性側の役割。逆に「攻め」は男性側の役割)

──そんなお二人が考えるBLの魅力ってどんなところでしょう?

S:あくまで個人的な考えですが、男性同士って“純愛”な気がするんですよね。男女間にも勿論純愛はあると信じています。ただ、男女間は子孫を残す本能があるが故に、感情が伴わなくても性行為できる一方で、男性同士の場合は“好き”という気持ちがより強くないとそこまでに至らない気がしていて。

K:それは女性同士の作品にも思いますね〜。

S:美しいよね〜

K:男性は女性を、女性は男性を好きになるのが当然という教育を受けてきた中で、「じゃあ男性同士、女性同士ってどうなんだろう?」て思ったときに、実は何も変わらないんじゃないか。むしろ理性が強く伴うことにより、より高純度な愛になるのでは…みたいな考えに最終的に至る…と。

──なんでしょうね、この涅槃の境地みたいな感覚…

K:これだけ語っといてなんですが、そうだったらいいな、と思ってるだけなんですけどね(笑)。

↑「純愛モノといえば?」と教えてもらった、幸田みう先生の『more than red』。あとでまた紹介しますが、シスコン男子と赤面男子のやり取りがなんか甘酸っぱいかんじ。おっさんでも面白く読めたぞ!!

──漫画じゃないですが、映画でゲイの恋愛を描いている『ブロークバック・マウンテン』という名作がありますよね。ああいった作品は、BLのアンテナには引っかからないんですか?

K:凄く素敵な映画ですよね。大好きです! でも、確かに「BL」としてカテゴライズするのは違うかもしれないですね。あくまで私たちの考えですが、「BL」と「ゲイ」は、ある程度別に考えています。

──えっ、ゲイの物語とBLって違うんですか?

S:差別化はしてますね。

K:例えばブロークバック~や、ムーンライトなどの作品はゲイセクシャルを主軸にした物語。あらゆるセクシャリティの問題にぶつかったりしながら、社会でどう生きていくかなどを描いたヒューマンドラマですよね。

──ふむふむ、ゴッチャになっていました! ならBLとは、いったい何なんでしょう!?

K:エンターテイメントです
S:ファンタジーです。

──えっ??

K:例えば、何も準備しなくても、性的な意味で愛し合えるとか。

S:そうそう、本当はいろいろ準備が必要だけど、そこはすっ飛ばして「どんっ!」と。普通に考えるとなし得ないことをしてくれるんです。

──なるほど、確かにそれはファンタジーだ…! ちなみにおふたりは読者として、BL漫画のですね、何ていうか…その“いたしてしまう描写”を見てどう感じるんですか?

K&S:セックス描写ですか? 「嬉しい」一択ですよ!!

──ど、どういうこと??

S:男友達同士でもキスくらいまでは、やろうと思えばできるじゃないですか。でもちゃんとセックスまで描いてもらえると、それがちゃんと恋愛感情だったんだと分かるので「嬉しい!」ってなるんですよ。

──あ、なんか納得できた! 大体のBL漫画でワンカットは必ず入ってるのはそこなんだ。

K:「BLとは何か?」「何を求めるのか?」は本当に千差万別ですけどね。全く要らないよ、という意見もあれば、コミックスの50%はエロが欲しい、いや30%ぐらいがちょうどいい…という意見もありますし。あ、私ですか!? エロ含有率100%超え(?)、大好物です!!

BLは読めばハッピーな気分になるよ!

──じゃあ、せっかく「.Bloom」編集部に来たので、「.Bloom」についても色々聞きたいです。まずは名前の由来を教えてください。

K:「Bloom」には“開花”や“最盛期”という意味があり、作家さんが一緒になって面白いと思えるものを発信していきたい、その情熱を持って読者の方々に「物語」を届けていきたいと。

作家の情熱が今開花する

――なるほど、そんな由来が。

K:って、今考えました♥

――台無しだよ!

S:そうそう、普通に辞典片手に、なんか良い響きのないかなぁみたいな感じで(笑)

K:BLって入ってたほうが良いよね?と探していたら「おっ“Bloom”めっちゃ良いじゃないですか!」みたいな。

──そしてWebだからドットもいれてみたと。

S:あぁ~! それにしましょう!

K:最高です! さも最初から考えていたかのようにお願いします!……というのは冗談で(笑)。最初に言った通りの意味としてしっかり考えましたよ。ホーム社の他編集部からも「いい名前だね」と評判で嬉しいです。とても気に入っています!

――渾身の命名だったんですね。あとサイトには「“ものがたり”を愛するあなたのための~」というキャッチコピーもありますが、全体的にストーリー性重視なんですか?

K:そうです。「.Bloom」は企画段階からコンペ形式を取っているので、編集部全員がOKを出さないと通りません。面白いと感じるモノを読者のみなさんに届ける。当たり前ですが、そこはとても大事にしています!

S:現在、編集部には私達を含めて5人のスタッフがいるのですが、世代も嗜好も違いますし、腐男子じゃない男性スタッフもいます。ですので意見が割れることも度々ありますが、みんなが何かしら引っかかるモノがある作品を選んでいます。わざわざ面白さの幅を狭める必要はありませんから。

──逆に男性もいる編集部だからこそ多彩な作品が生まれると。

K:そうですね。自分が面白いと思えるか迷ったときに、意見を聞けるのもいいですよね。「私だとこのキャラが受けに見えるんだけど、攻めでいいんだよね?」と、王道好きの人に聞いてみて「大丈夫ですよ!」と背中を押してもらったり。とはいえ、まずは作家さんが描きたいことが優先なので、提案はしますが強制はしません。

──担当編集さん自身の嗜好などは関係なくて、何より作家さんの描きたいものを尊重しているんですね。

K:最初に出してもらったキャラ案で、受けだ!と思っていたら「攻めですよ」と言われて「そうなの!?」となることは本当によくあります(笑)。

S:でも、話が面白ければ、キャラ設定も舞台設定も何でもいいんです。

K:ですね! 例えば「.Bloom」vol.01から連載している『雪と松』は時代劇でして、絵はとても美しくてしっとりしているんですが、中身はちょっと違う。主人公の一人・雪さんが人斬りで、言うことがすごい物騒なんです。「殺してやろうか?」みたいなことばっかり言う(笑)。表紙から受ける印象と中身では、ギャップがあるかもしれないですね。バイオレンスアクション純和風BLです。

『雪と松』
試し読みはこちら
※過激な描写もあります。

S:そんな雪さんがもう一人の主人公・松庵先生と出会って愛情を知り、人間らしくなる、その感じがたまらないんですよね〜。

K:本作を描いている高橋秀武先生は、「ヤングジャンプ」などの青年誌で執筆されてきた先生なので、男性でも面白く読めるんじゃないでしょうか。

S:さらに殺陣のシーンも度々ありまして、特に凄いのがフル○ンで刀を振る、一糸まとわぬ全裸アクション!

――フ、フ○チンで!? た…高橋先生はWJのホップ☆ステップ賞を授賞された作家さんですよね。少年漫画の系譜もちゃんと受け継いで、そして一糸まとわぬ全裸アクション……なんだか興味湧いてきた。

K:5月25日(木)にコミックスが発売されるんですが、本誌には掲載されていない、この2人が出会うエピソードが収録されているんです。腐女子じゃないスタッフが読んでも「すごく面白い!」という反応だったので、少しでも興味のある方はぜひ読んでいただきたいです!

『雪と松』_カバー

↑こちらはインタビュー時に制作中だったカバーの校正紙を撮らせてもらったもの。漂う湿度と色気がすごい! 実際のカバーは和紙を使用していて、不思議な手触りになっているとのこと。

──ところで他にもコミックスが続々発売されますね。

  • 5月25日(木)発売 『遊星よりi』(あいおいやよい)
  • 6月23日(金)発売 『ライクアシュガー』(那梧なゆた)
  •          『ハロー・グレイ・ナイトシェード』(久松エイト)
  • 7月25日(火)発売 『more than red』(幸田みう)

S:『雪と松』と同日発売の『遊星よりi』は、あいおい先生の初コミックスです!「.Bloom」でデビューされた新人さんですね。あいおい先生は他の誰にも描けないような、独特の空気感を持つ方です。この魅力を言語化するのは難しいのですが(笑)。

K:私はあいおい先生の人柄が出てるなっていう感じがしますよ。人間のことが好きで、家族のことを愛していて…

──ヒューマンドラマっぽい感じかな?

K:うーん、そこまでカタイ感じではなく、なんて言うんでしょう…一言で表すなら「すこしふしぎ」なんですけど。

S:なんでしょうね…目線が違うというか…例えば「DV男」とか、普通だったらあまり好きになれないようなキャラでも、「何考えてんのこの子!? でも、気になる!」となる感じですね。

何考えてんのこの子!?

S:今まで自分が見てたモノとは違う角度からアプローチされて、「こういう愛の形もあるんだ、でもたしかに愛だな!」と。

K:あいおい先生自体がものすごい不思議な人ですからね。

S:宇宙人設定もなかなかBLではお目にかかれません。キャラが宇宙人で、中身も見た目も変わっちゃうから「カップリング表記どうしよう…“宇宙人×…”でいいのかな?」とあらすじで悩んだり(笑)。本当に言葉で説明するのが難しいですが、きっと新鮮な気持ちで読んでいただけると思います。

K:一方、6月23日に発売予定の『ライクアシュガー』の那梧なゆた先生は、ピュアでキュートな王道ストーリーが得意な作家さんです。那梧先生もデビューは弊社から出ている「WEBLink」という雑誌で、今回のライクアシュガーシリーズはそこから始まりました。その頃からSが担当なんですよ。

──少女漫画の延長線みたいな感じですか?

S:う~ん、どうでしょうか。年下の高校生が攻めになる「後輩×先輩」のカップリングではあるんですけど、受けの先輩が女の子っぽいということは全然なく、逆に強面で怖がられてるみたいな存在なんです。だけど実は甘いものが好きで、後輩が作ったお菓子を美味しいって言って食べてくれる。そういう姿を見て可愛くてドキドキしちゃうみたいな……。本当にピュアで可愛いんです!

「後輩×先輩」のカップリング

K:キャラクターがとても魅力的で、絵もすごくかわいいです。高校生のフレッシュ感がたまらないんですよね〜。

S:メインの表題作の二人の他にも、後輩の友達もカップルになる話なども入っていたり…。出て来るキャラクターみんな仲良しなので、そこも素敵なんです。

――確かにほのぼの感がいいですね~。BLを読んだことない方にも読みやすそうです。

S:疲れたときに読んでほしいですね。癒やされます、すごく。みんな良い子で、読んでても嫌味な子が全然出てこないので。

K:誰かが誰かに深く傷つけられたりもしません。

S:みんなキャッキャしてて、とにかくかわいいなっていう感じで!

K:あと少女漫画の系譜なら、幸田みう先生の『more than red』が近いかもしれないですね。「2人が出会って恋をして…」という流れが、ライトで入りやすいんじゃないでしょうか。しかも、正反対の性格だったり、最初は同じ人を好きになって、でも次第にその人ではなく、お互いが気になり始めて……という胸キュン要素もたっぷりです。

S:少女漫画で育ってきた方で、BLに興味があるという方にはとてもオススメです。

K:男性同士の恋愛というところで、受けがちょっと悩むシーンもあったり。それを、攻めが一蹴するところ、めちゃくちゃカッコいいんですよ〜! 是非、コミックスで通して読んでいただきたいですね。

──続いては『ハロー・グレイ・ナイトシェード』ですが。

K:6月23日に発売予定のもう一冊ですね。久松先生も、絵柄はスタイリッシュで可愛くて、ポップな印象があるんですが、実は独特な話を描かれる方です。ネタバレになるので、あまり詳しいことを言えないのですが…基本ハッピーエンドで、でもそこに至るまでが、かなり毒が効いていたりして。

──絵はすごく可愛らしいのに重いんですね。

『ハロー・グレイ・ナイトシェード』の校正紙
↑こちらは特別に見せてもらった『ハロー・グレイ・ナイトシェード』の校正紙。

S:そのギャップがいいんです。内面をえぐるような作品を描く方で、読み手の予想をガラッと裏切るようなシーンがあるので、ドキッとさせられます。

K:今回の「ハロー・グレイ・ナイトシェード」は全編オムニバス形式で、キャラクターが同じ世界観でつながっているんです。表題のみ前後編なのですが、私はこのお話が一番好きです。傷ついた人間同士が、お互いを救っていく流れが素晴らしい。傷の舐め合いじゃない、温度のある心の交流というか……。毒はね、たっぷりなんですけど(笑)。

──ハッピーエンドって言っちゃって大丈夫ですよね?

K:大丈夫です。やっぱりハッピーエンドは嬉しいですよね。

──BL作品では、悲恋はあんまり好まれないんですか?

S:好きな方もいらっしゃいますよ! ただ、我々はやっぱり読んで幸せになりたいという気持ちが強いです。特に、BLというジャンルは主人公たちへの試練も多いから、そこを乗り越えて幸せになって欲しい…。

K:カタルシス、大事です! とにかく我々「.Bloom」編集部は「BL誌を作っている」ということを享受するに徹しています。〝一般誌〟ではなく、あくまで〝BL誌〟に何を求められているかを考えて、答えを出していく。作家さんに描いて頂く作品も、形は違えど目的は同じというか……ほら、エンタメでありファンタジーですから(笑)♥

――で、ですよね~!!

BLに懸ける作家の情熱が実を結び、ついに「.Bloom」の紙版も発売!

──ちなみに、作家さんたちはどういう形でお集まりいただいているんですか?

K:同人誌の即売会などに足しげく通って、ピンと来た方にお声がけさせていただいたりとかですね。

S:あちこち出かけてお声掛けして描いていただいていますが、本当にいろいろなタイプの作家さんがいらっしゃいますよ。恋愛の葛藤を描きたい人もいれば、シンプルにいちゃいちゃするところを描きたいという人もいます。

K:自分の理想を突き詰めて描く人もいれば、感性の赴くまま描く人もいます。

──全部違って全部いい、みたいな。

K&S:そうなんです!

──そういえば、「.Bloom」vol.05でいくえみ綾先生のイラストが表紙を飾っていましたが。どんな経緯で描いていただくことになったんですか!?

「.Bloom」vol.05

K:いくえみ先生は、ホーム社の別の編集者が担当をしていて、そのご縁からですね。私がいくえみ先生の年季の入ったファンだったので、いつか描いていただきたいとは思っていたんです。本当に描いていただけることになったときは、心の底から驚きましたね。

──いくえみ先生はBL初挑戦とのことでしたが、上がってきたラフはすんなり通ったんですか?

K:いえ、難航しました。最初に何パターンかラフを出していただいたのですが、やはり先生も色々手探り状態のようでした。

S:イラスト自体はとても可愛かったんですけど、BL感がちょっと弱いかなと。

──さすがに初めてだと難しいですよね。

K:でもお相手はいくえみ先生なわけですよ。憧れの先生と初めてのお仕事なのに、一番最初がボツ出しってありえない! ってなるじゃないですか。もう電話でずっと冷や汗ダラダラで! でも先生は快く修正に応じてくださって、最終的に今回のイラストになりました。あー……かわいい!! さらに表紙だけでなく、vol.05から4号連続でピンナップが掲載されますので、そちらもぜひご覧になっていただきたいです!

──しかし、こうして見ると時代劇、SF、学園モノ…と様々なジャンルがありますね。
「.Bloom」はすごい量の試し読みができます!)

K:そうですね。5月25日(木)に「.Bloom」の紙版となる「.Bloom」一周年記念特別号「開花」が発売されるんですが、そちらにはサラリーマンモノも入ってきます。「.Bloom」誌上初リーマン!(笑)

「.Bloom」の紙版となる.Bloom一周年記念特別号「開花」

──あえて外していたわけじゃなく?

S:はい。「作家さんが描きたい!」と思い、こちらも「それ面白いですね!」となったものを載せていたら、たまたまサラリーマンモノがなかっただけなんです。

K:あと「開花」発売に合わせたキャンペーンがありまして、「開花」に付いている応募券と、同日発売のコミックス『雪と松』、または『遊星よりi』のオビに付いている応募券をセットにして応募してくださった方に、ちょっとエッチな描き下ろし小冊子をプレゼントします!

──おお、抽選ではなく、応募者全員プレゼントなんですね!

K:それと、書泉ブックタワーさん・書泉グランデさん・芳林堂(コミックプラザ店・高田馬場店)さんで実施される3ヶ月連続キャンペーンもありまして、対象コミックス一冊、または「開花」をその書店さんで購入すると応募券が付いてきます。ご応募いただいたかたに抽選で「お名前&サイン入り複製原画」と「生色紙」を各一枚ずつプレゼントしますよ!

S:更に、「開花」を購入するといくえみ綾先生のポストカードが貰えたり、丸木戸マキ先生のクリアファイルが貰えたり、協力書店さんで販促用ペーパーを配っていただいたりもします!「開花」に描いてくださってる作家さんが1つのペーパーに一言ずつイラストとコメントを入れていただくデザインになっています。

K:イベントのサークルカット風みたいな感じで、壮観です! とっても豪華なラインナップになっています!

――なるほど~! ところでこの「開花」は、「.Bloom」のvol.06という扱いになるんですか?

K:これは一周年記念特別号になりまして、vol.06にはなりません。もし二周年で出せたら、二周年記念特別号となりますね。vol.06も現在並行して作業中で、6月23日に配信となります。

──あくまでも全作品読切であって、増刊号的な扱いになると。

S:はい、ただ読切ではあるんですけど…

K:「……続くよね?」と感じさせるお話もあるので、それは読んでいただいてのお楽しみということで!

──では、最後に読者の皆さんに、メッセージをお願いします!

S:「.Bloom」、そして「開花」はBL漫画を読んだことないという方はもちろん、今までBLをたくさん読んできた方にも満足していただける、間口の広い誌面構成になっています。「面白いから、まずは読んでみて!」と自信を持って言える作品ばかりです。

K:繰り返しになりますが、作家と編集が一緒になって面白いと思える作品作りを心がけ、電子配信から始まり、紙版の「開花」やコミックスを発売するまでやってこれました。ネームを何十回と直したり、何時間も話し合ったり…本当に作家さんがものすごい時間と情熱をかけて作ってくださってます。ですので、一度読んでいただけると嬉しいです!

――その情熱、おっさんにもばっちり伝わりましたっ!!

K:……あ!それと、5月25日のコミックス創刊&「開花」発売に合わせて、過去の配信版「.Bloom」が凄い割引を行います!!2週間限定で、5巻合計2309ページ760円で読めてしまうという、編集部としては震えが止まらない企画なのですが、これを機に読んでみていただければと思います。最後に宣伝で締めてしまって申し訳ありませんでした!! 詳しくはこちらでご確認ください!

――最後にオトク情報までありがとうございますっ!(笑) 本日は、大変勉強になりましたー!


いやあ、最初は軽~い気持ちでお話を聞きにいったはずなのに…お二人のすごい熱量に圧倒されました…。

正直なところ、おっさんにはBL遺伝子が組み込まれていなので、BL的萌えポイントと面白さを本当の意味で理解できたか? と言われたら自信がありません。ただ、イチ漫画好きとして、作家さんも編集さんも、BLが好きで好きでたまらない・中途半端なことはしたくない…という思いは十分に伝わってきました。

BLが好きな方、ちょっとでも興味がある方は、ぜひこの情熱の塊に触れてみてください。“遺伝子”をお持ちなら、きっとその花は咲き、情熱の世界に入り込んでいけるはずです!!

キャンペーン企画の詳細や最新情報は「ドットブルーム編集部 Blog」や公式Twitter(@dotBloom_web)でチェックしてくださいね。

文章/モブ

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