2017年7月11日(火)19時00分

公開目前の映画『銀魂』の完成披露試写会が開催!コミックシンクだけの福田雄一監督独占インタビューも!!!

公開日の7月14日(金)を目前に控え、ますます話題沸騰中の映画版『銀魂』。
「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、マンガやゲームをテーマにした大ヒット作を手掛けた福田雄一氏が監督・脚本を務め、小栗旬さんをはじめとする豪華キャスト陣の顔ぶれでも世を賑わせる、この夏の大注目映画です。

6月28日(水)には、その話題作の全貌が明らかになる「ジャパンプレミア完成披露試写会」が東京ドームシティホールで開催! 「コミックシンク編集部として、絶対に見逃せない!」ということで、当日の会場を取材してきました!

主要キャストも勢ぞろい! 脱線だらけの撮影秘話に会場も大盛り上がり!

当日の会場では映画の試写を前に、福田監督と主要キャストによるトークステージが開催されました。登壇メンバーの入場時には、エリザベスを載せた大きな神輿も登場して大盛り上がり! 招待された一般来場者から、大きな歓声が上がっていました。

エリザベス
エリザベス

↑実写のエリザベスと見比べても驚くほど違和感なし!

今回のステージに登壇したのは、福田監督と、坂田銀時役の小栗旬さん、志村新八役の菅田将暉さん、神楽役の橋本環奈さん、桂小太郎役の岡田将生さん、志村妙役の長澤まさみさん、近藤勲役の中村勘九郎さん、土方十四郎役の柳楽優弥さん、沖田総悟役の吉沢亮さん、岡田似蔵役の新井浩文さん、村田鉄矢役の安田顕さん、村田鉄子役の早見あかりさん、武市変平太役の佐藤二朗さん、来島また子役の菜々緒さん、平賀源外役のムロツヨシさんの総勢15人! メインキャストのほぼ全員が登場する、まさにプレミアムな試写会となりました。

銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会

最初に、小栗さんが銀さんの魅力を聞かれ「普段ぐうたらだけど、守るべきもののためには戦うというところじゃないですかね」と語ったのを皮切りにトークステージはスタート。

菅田さんは「ご飯を食べてるときに、小栗さんが“『銀魂』音頭って面白そうじゃない? 銀魂音頭でギンギンギン!で行こう”って言いだして、それがあの予告になりました」と「銀魂音頭」誕生秘話を語り、中村さんは「撮影が去年の夏で、みなさん凝った衣装を着て暑い思いをしていたんですが、僕はほとんど裸だったので、その点では全然苦労しなかったです(笑)」と、体当たりで近藤を演じたことを披露。来場者のお子さんに向けた「おじさんち〇ち〇出してるからね」という衝撃発言には、福田監督が「大丈夫! ちゃんと見えないようになってるから!」とフォロー(?)が入りました。

裸でハチミツを塗りたくっている近藤

↑裸でハチミツを塗りたくっている近藤。実写でどうなっているかとても楽しみ!

また土方を演じた柳楽さんも、中村さんの身体を張った演技にはつい笑ってしまい、NGを連発してしまったそう。それに対して福田監督が怒ったところ「柳楽くんに“だってチ〇コ出てんだからしょうがないじゃないっすか!”と、逆に怒り返されました(笑)」と、『銀魂』らしい(?)エピソードが次々と語られていきました。

銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会

ド派手なチャンバラが見どころのアクションシーンについては、韓国から招かれたプロフェッショナルぞろいのアクションチームが協力しているとのこと。銀さんと岡田似蔵の二度にわたるバトルでは、撮影に10日ほどをかけたそうです。

ド派手なチャンバラが見どころのアクションシーン

また、人気作品の実写映画化ということでプレッシャーはなかったのかという質問に対して、福田監督は「プレッシャー、ありましたよ! 空知先生が“この作品はジャンプの連載が終わるまで実写化はダメ”といっているという話もありましたし。でも先生から、“『アオイホノオ』と『ヨシヒコ』を撮った福田さんならできるんじゃないか”と言っていただいたので、“まあ、深夜ドラマ撮る感じでババッとやっちゃえばいいんだろうな”って……(笑)」とコメント。それに対して佐藤さんが「言い方! 注意して!」と突っ込みを入れるなど、登壇者も、来場者も笑いが絶えないトークが繰り広げられました。

銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会
銀魂_プレミアムな試写会

そしてステージの最後は、小栗さんが「こんな映画です。今(のトークでも)だいぶいろいろ伝わったと思うんですが、こんな映画になってます。なので、みなさん、楽しいと思います」とコメント。続くフォトセッションでは小栗さんの「夏だ! 祭りだ!」の掛け声に、来場者全員が「『銀魂』だ!」とコールを返し、大盛り上がりのトークステージは幕を閉じました。

来場者全員が「『銀魂』だ!」とコール

ステージ直後の福田雄一監督を直撃インタビュー! 

今回はコミックシンク取材班が、ジャパンプレミアの会場で特別に福田監督にインタビューを敢行! 空知先生とのやりとりや、映画の見どころなどをお聞きしました!

――映画『銀魂』制作にあたり、空知英秋先生とお会いしたそうですが、その印象は?

福田雄一監督

福田:最初に“よろしくお願いします”ということで、脚本を提出してお話させていただいたんですが。やはり『銀魂』というマンガから感じられるイメージ通りの方でした。本当はだいぶ人見知りをする方だと思うのですが、そのうえでほかの人と会った時に、すごく面白いお話をちゃんとして下さる方だな、という印象を受けましたね。
僕も人見知りするタイプなのですが、逆に“それを隠そうと一生懸命面白い話をしようと頑張る”みたいなところがあって。先生も、自分と同じ感じの共通した部分があるような空気を感じましたね。

――制作発表の前後に、監督やキャストが『銀魂』ファンに向けて実写化について謝罪動画を公開するなど、ユニークな広報活動(?)も話題になっています。

福田:Twitterなどでの情報公開は、基本的にこちらから発信できるものはどんどん発信していこうという方向性があり、それをワーナーさんも許してくれたんです。集英社さんもそれを非常に面白く扱ってくれるという感じで、ありがたかったですね。

ジャンフェス2017の『銀魂』ステージでも、「謝(ごめんなさい)」をテーマにして会場

↑ジャンフェス2017の『銀魂』ステージでも、「謝(ごめんなさい)」をテーマにして会場を爆笑させた。その模様はこちら。

――今回の映画では原作の“紅桜篇”がストーリーの核になっていますが、あえてそれ以外で福田監督が好きな原作のエピソードを教えていただけますか?

福田:いろいろと多いんですが、中でも好きなものというと“将軍が来ちゃう話”ですかね。あれは本当に、原作を見ても、アニメを見ても、声出して笑っちゃいます。この前もたまたまアニメで床屋の回を久しぶりに見たんですけど、本当に声出して笑いました。あの回だけは、あまりにくだらないんですよね(笑)。長編のシリアスなシリーズで好きなエピソードもいろいろあるんですが、ギャグ的に面白いと思うのは将軍が来ちゃう話。たぶんファンの人たちも、笑いの面でいったら相当好きな話だと思うんですけど。

――そうした『銀魂』らしいギャグも含め、原作の面白さを脚本へと落とし込む作業ではどういったことを意識されているんでしょう。いろいろご苦労もあると思うのですが…?

福田:やっぱり難しいですよ。原作付きの作品の脚本を書く際は、どれだけふざけて臨むか、そのレベルを自分で設定するんですが……。基本的に空知先生が描かれるギャグ的なシーンはボケとツッコミで成り立っている部分がすごく多いんです。だから、ボケとツッコミの“間”や、役者さんのセリフの言い方やトーンがしっかり合っていないと笑いにつながらない。

今回の映画では、僕がオリジナルで描かせていただいている笑いのセリフもあるんですが、そこは自分的にすごく頑張りましたね。ここは、“空知流”というか“『銀魂』流”に決めないと! という場面は、脳の中で完全に覚えているぐらい、しゃべり方なり、トーンなりを押さえたつもりではいます。原作の絵割りだったり、アニメのしゃべり声だったり、それぞれで強調されているポイントだったり……。そういった要素を完全に頭に叩き込みました。

福田雄一監督

その甲斐もあって、空知先生は僕のオリジナルの部分を褒めてくれたんですよね。その時に、先生は“自分が描いたものは、客観的に見られないので、どう評価していいかわからない”ともおっしゃっていました。それは当然だと思います。僕も自分で脚本を書いて、それがほかの人に演出されたらちょっとわからないと思いますし……。でも本当に、空知先生は出来上がりをすごく面白いとおっしゃってくれたので、結果的には良くできたのかなあと思います。

――ありがとうございました。では、最後に読者へのメッセージをお願いします。

福田:今回の映画『銀魂』は、“とにかく、ファンを裏切らないものにしよう”ということだけを考えました。そのために、自分ひとりのセンスだったり、自分ひとりの考え方だったりを持ち込まないようにして、“どうしたら『銀魂』ファンのみんなに喜んでもらえて、なおかつ『銀魂』を知らない人にも楽しめるものにするか”を強く意識して脚本化や撮影を行いました。

“広く愛される作品にしなければいけない”と思ってはいましたが、そのうえで第一に考えたのは、“私の愛する『銀魂』はこんなものじゃない”と言われないものにすることでした。これだけ愛されているマンガです。映画を観た方にそう言われてしまうのは僕としては辛いし、役者さんにとっても辛いことです。そういったことが決してないようにと心がけ、衣装の段階から作り込みました。

『銀魂』は原作もアニメも最終章ですし、今後新たな『銀魂』を作るとしたら実写も外せないコンテンツだと思います。できうることならば、毎年お正月に“寅さん”が観られたように、毎年夏に銀ちゃんが観られるよう、応援していただけたらと思います。


原作の熱量を、映画ならではの魅せ方でスクリーンへと落とし込んだ映画『銀魂』。
マンガ原作の実写化では当代一ともいわれる福田監督と、豪華そのもののキャスト陣が作りあげた、笑い、驚き、感動が詰まった極上のエンターテインメントを、ぜひ劇場で楽しんでください!

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(C)空知英秋/集英社 (C)2017 映画「銀魂」製作委員会