2017年7月13日(木)20時00分

TVアニメ『時間の支配者』を3000倍楽しむために原作の話をしよう!

“時”を操る能力──
トランプや水刀で華麗に闘うスタイリッシュアクション──
能力者たちの“組織”の暗躍──
「記憶」を食らう怪物──

『時間の支配者』1巻
(『時間の支配者』1巻より)

どうですか、この純然たる中二力! 今日日こんなにもド直球な中二マンガは日本じゃなかなかお目にかかれませんよ。
日本なら、な!
世界に目を向けると、そこにはあるんだ! あったんだ!
そして翻訳されて「少年ジャンプ+」で連載されて、コミックス1・2巻が発売中!
さらに毎週金曜日24:30からは、TVアニメの放送が始まっているんだ!!(7/14には第2話が放送されるぞ)  しかも豪華キャストで!
それが! 『時間の支配者』!!!!!

時間の支配者

…と、いうわけで今回は、TVアニメを更に面白く見るために! そして原作を知ってもらうために! 『時間の支配者』がどんな話なのか、どんなキャラクターが登場するのか、何をしようというのか…っていうことを紹介していこうと思います!!

概要とあらすじ! これが『時間の支配者』だ!

台湾出身のマンガ家・彭傑が描く『時間の支配者』は、中国のマンガ雑誌「漫画行」にて2014年より連載がスタートして、台湾でも翻訳出版(簡体字から繁体字へ修正)されている。日本では2015年から「少年ジャンプ+」で日本語翻訳版が連載中だ。ちなみに「漫画行」では『ONE PIECE』なども連載しているぞ。

“計”と呼ばれる悪魔と、彼らを狩る“時間の支配者(クロノスルーラー)”たちのスタイリッシュな闘いを描く物語。
主人公の少年・ヴィクトは、“計”によって“奪われた「過去」”を奪還するために、“時の契”を用いて相棒の霧とともに闘い続ける──!!

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

って “” 多いな! 専門用語ばっかりだよっ!

詳しく言いますと、 “計”とは、「過去に戻りたい」と後悔する人々の前に現れ、その願いを叶えるように見せかけて人間の時間を食らう悪魔。時間を食われた人間は、どんどん若返り最終的には消滅してしまいます。ちなみに“計”は、食らった時間が長いほど強く大きくなります。8千年級ともなるとめっちゃでかいぞ! あと何故か白い!(普通の“計”は黒い)。

時間の支配者_計
(『時間の支配者』1巻より)

そして主人公のヴィクト・アレキサンダーヴィチ・プーチンが奪われた「過去」とは、そのものズバリ「時間」のこと。その昔、“計”に襲われたことで“時間の流出”が始まり、現在では15歳程度の少年まで時が戻ってしまっています。

実年齢は39歳くらいなんですけどね! 
ヴィクトは自分のために、そして相棒の霧のために、自らの時間を食った“計”から過去を取り戻すべく、“時間の支配者(クロノスルーラー)”の力で闘う旅をしているのです。

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

その相棒の霧は、何を隠そうヴィクトの息子。彼もまた、父を元の年齢に戻すために闘っています。息子のことも忘れていき、やんちゃで子供っぽい性格の少年になっていく父…これけっこう辛くない? そりゃ認めらんないわ…!

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

そして“時間の支配者”とは“時の契”という道具を用いて時間を支配し、“減速模式(スローダウン)”・“加速模式(スピードアップ)”を操って“計”と闘うものたちのこと。
ヴィクトが使うトランプをはじめ、“時の契”の媒介はひとりひとり独自のアイテムで闘い方も大変個性的でスタイリッシュ! そんな闘いがアニメだとハイスピードで描かれてすっごくかっこいいんですよ!

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

酔いしれろ! しこたま出てくる中二設定の数々!

物語が大きく動き出すのは、ヴィクトの妻を自称する美少女・ミーナが登場してから。ここからみんな大好き「謎の組織」が出てくるぞ!

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

どう見ても胡散臭い彼女とともに、ヴィクトは失われた記憶が隠してあるというクロノス本部に乗り込みますが──?

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

罠でした! 彼らの目的は、ヴィクトの体に埋まっている、唯一無二の“時の契”である“UNIQUE”(ユニーク)だったのです。主人公が持つ能力は唯一無二の最強能力! これは中二ポイント高いですよ!
さらに、秘密組織“クロノス”へ潜入するヴィクトの前に現れたのは、ミーナの姉であり、神の末裔──!! 神話的存在! 中二ポイントがぐんぐん上昇するのを感じる‼

時間の支配者
(『時間の支配者』2巻より)

いやぁ、これはしばらく戦場から遠ざかっていた僕の“右目”も疼いてきちゃうね…!
“UNIQUE”の正体とは…“クロノス”の設立者とは…“神”とは…“計”とは一体…目が離せない展開が続くぞ! 読みはじめたら続きが気になって一気に読み進めちゃうこと必至だぜ!

マグロさんイチオシのマンガで楽しむべきポイントはここ! アニメにも反映してくれないかな。

今までは“この辺を知っとくとアニメがより楽しめるよ!”っていう内容でしたが、最後に“ここはマンガでしか楽しめない部分だよ”っていうところをご紹介。
それは、オノマトペ!
オノマトペ──つまりは擬音の描き文字ですね。『ONE PIECE』でいうところの\ドン!/です。
これがですね、なんていうかこう、直接的…といいますか…。

時間の支配者
(『時間の支配者』1巻より)

なーんか直訳っぽいんですよね…! 明朝体っぽいし…。 じわじわくる…‼ ぜひいずれアニメでも、『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメっぽい感じで採用してほしいですな!

と、いうわけで今回ご紹介した『時間の支配者』。
ジャンプ+では冒頭数話とコミックス最新刊以降のお話が読めるので是非のぞいてみてくれ! TVアニメの1話を見てから予習しても、アニメを完走してから改めて読むのも、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか!

文章/マグロ一筋

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(C) 彭傑/集英社