2017年7月26日(水)19時00分

ケンドーコバヤシさん&おかずクラブさん登場! 「ナツコミ2017」PV出演のマンガ大好き芸人さんに色々聞いてみた!

集英社 夏のコミックスフェア「ナツコミ2017」のプロモーションビデオ(PV)は、もうチェックしましたか? 
ケンドーコバヤシさんと、おかずクラブさんがノベルティ「マグネットクリップ」の魅力を、絶妙の演技でアピールしています!

ナツコミ2017のプロモーションビデオはコチラ!

今回はPVの撮影現場にお邪魔して、ケンドーコバヤシさんとおかずクラブさんに、好きなマンガについて色々とお話を聞かせてもらいました!

ケンドーコバヤシさん
おかずクラブさん

ケンドーコバヤシさんの最新おすすめマンガは?

6月のある日。撮影現場に現れたのは大のマンガ好きとして知られるケンドーコバヤシさん。好きなマンガについて語るTV番組『漫道コバヤシ』の司会を務めるほどのマンガファン、ケンコバさんが現在注目しているマンガとは!?

ケンドーコバヤシさん_インタビュー

──最近気になっているマンガはありますか?

ケンドーコバヤシ:『プレイボール2』ですね。コージィ城倉先生の絵が完璧すぎて、びっくりしてるというか、突き抜けてるわこの人って(笑)。背景も似てるし、あと、描き文字っていうんですか? あれまで似てる。カキーン!とかブン!っていう擬音が。それにキャラクター達の語り口調までね…、確かにこいつならこう言うわなっていう。
こちらの『プレイボール2』記事もチェック!

──原案となったちばあきお先生の『プレイボール』も読んでいらしたんですね。

ケンコバ:はい。『キャプテン』、『プレイボール』と読んでました。でも僕の中ではね、もうあきらめもついて、とっくに燃えつきた後やったんですけど、こんなおじさんになってから夢の続きが見られるとは思いませんでしたね(笑)。

ちばあきお先生の作品を試し読み

──元々のファンの方の期待も裏切らない…

ケンコバ:でも、まだ誰とも喋ってないんですよ。怖くて(笑)。僕はもう完璧やねって思ってますけど、自分の中の『プレイボール』像が崩れるっていう人もいるんじゃないかなって。そういう人に出会うのが怖くて、話題に出してないです。

──古くからのファンも多い作品ですからねー

ケンコバ:コージィ先生って、はるか昔に『すくすく』(小学館)っていう、おっぱいのマンガ描いてたんですよ。ギャグというか変わったマンガで…。

──他社さんから出ているマンガですが、読んでみたいです!

ケンコバ:それでスゴイ人やな、と思ってたんですけど…ここまで完璧に『プレイボール』を再現できるのは、やっぱりスゴイなぁと。
あとは週刊少年ジャンプで連載再開した『HUNTER×HUNTER』。

『HUNTER×HUNTER』を粘土で復習した記事もチェック!

──ついに再開されましたね。

ケンコバ:これ、みんなと語ったんですけど、「前回どんなやったっけ?」って(笑)。慌てて単行本買ってきましたよ。

──今までのあらすじ、みたいなページがジャンプにもあるんですけど…

ケンコバ:編集の人には申し訳ないけどね、あの1ページじゃ思い出せないです(笑)。こんなコマで終わってたか、っていうね。護衛が向かってきたコマで終わってる。

前話までのストーリーはコミックス34巻で読もう!

──それにクラピカが応戦する場面から再開しましたね。

ケンコバ:もう、なんかね、連載マンガの引きってあるじゃないですか? でも凄い引きで終わってるわけでも無かった。ちっちゃいコマで終わってたってことに衝撃受けましたから(笑)

──ケンコバさんが独断と偏見で選ぶ”漫道コバヤシ大賞”で『HUNTER×HUNTER』が受賞していますよね。

ケンコバ:”そろそろ連載再開してください賞”を毎年受賞していますね(笑)

──今年は連載再開されましたから受賞はないですね(笑)。
でも、冨樫義博先生のファンはそのあたり、鍛えられてますよね。

ケンコバ:冨樫先生のファンはみんな、いい奥さんになれるでしょうね。私はいつまでも待つわ、っていうね(笑)。

『僕のヒーローアカデミア』とケンコバさん

──今回のPV撮影で読む『僕のヒーローアカデミア』について。ケンコバさんは作者の堀越耕平先生とお話されたことありますよね?

僕のヒーローアカデミア 1

多くの人間が“個性”という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる! ん? 私が誰かって? HA‐HA‐HA‐HA‐HA! さぁ、始まるぞ少年! 君だけの夢に突き進め! “Plus Ultra”!!
試し読みはこちら

ケンコバ:そうなんですよ。謙虚で素敵な方でした。最近休載したのは、体調を崩されたんでしょうか? 心配ですねえ。

——あらためて『ヒロアカ』で、ケンコバさんが好きなポイントとは?

ケンコバ:近頃は出てこないけど、ステインっているじゃないですか。あいつが気になりますね。悪の美学と哲学があるやつが好きなんです。憎みきれないというか、どこか少し分かってしまうところがあるでしょう。ぼくもヒロアカの世界にいたら、あっち側やったと思います…。脱獄を手助けしていたかなと(笑)。今、獄に入っているということは、このあとそういう展開があるかなと思って期待してますよ(笑)。

——ヴィラン(悪役)側ですか!(笑)。

ケンコバ:アメコミとかでも、ずっと出てくる敵いるやないですか。倒してもまた登場するような…そういうキャラが好きですね。

——『ONE PIECE』で言うとバギー的な?

ケンコバ:うん。バギーは…だいぶ好きな奴ですね!(笑)。

バギーが登場する『ONE PIECE』2巻試し読みはこちら

──どうもありがとうございました!

『僕のヒーローアカデミア』とケンコバさん

おかずクラブさんにインタビュー!

そしてまた6月のある日、今度はおかずクラブさんのPV撮影が! 撮影準備中の控え室で、話をききました!

どんなときにマンガを読む?

──早速ですが、おふたりはどんな時にマンガを読みますか?

ゆいP:暇さえあれば読みます。

オカリナ:あはは(笑)。正直、どこに置いてあるマンガでも読みますよ。

ゆいP:私たちがよく出演している”ルミネtheよしもと”には楽屋に本棚があって…。

オカリナ:誰でも読んでいいマンガがいっぱい置いてあるんですよ。

ゆいP:自分たちのネタが終わってから次の出番まで、2時間くらい空くんですけど、その間にオカリナは、本棚の前で読んでたり、そこら辺の地べたにあぐらかいて読んでたり…。ネタの練習はギリギリまで一切せず、もう出番の1〜2分前まで戻ってこなくて「始まるよ!」って呼びにいったりして…。

──すごい集中力ですね

ゆいP:読み出すと周りの声が聞こえなくなるんですよ。それでキレたことがあって、で、ネタ飛ばすっていう(笑)。

オカリナ:公共施設でマンガが置いてないと、「なんで置いてねえんだよ!」って思うくらい好きですね。

ゆいP:猫カフェに行ったら、そこにあるマンガ読んでるんですよ。猫なでないで。

オカリナ:見たかったマンガが置いてあったから…。

ゆいP:何やってんだ、って思うでしょ?

オカリナ:でも猫カフェ混んでて、すぐ出たじゃん…。

──ゆいPさんは、どんな時にマンガを読みますか?

ゆいP:私は、寝る前とかに読みますね。そういえば今日も1冊マンガ持ってきてた。

──え、何を読んでるんですか?

ゆいP:阿弥陀しずくさんの『からっぽダンス』(祥伝社)です。 ストーカーの警察官と、オタク系の女の人というか、そんな変な2人が付き合う、みたいな…。

──他社さんのマンガですが…面白そうですね!

好きなマンガ、思い出に残るマンガ

──お二方が今ハマっているマンガや、過去に衝撃を受けたマンガが、ありましたら教えてください

ゆいP:小学校の時にむちゃくちゃハマってたのが、夜麻 みゆきさんの『レヴァリアース』っていうファンタジーマンガで、それは3巻で完結してるんですけど、『レヴァリアース』と『幻想大陸』と『刻の大地』っていうマンガが全部世界が一緒なんですよ。(いずれも、初版はスクウェア・エニックス。その後復刊ドットコムより愛蔵版刊。)

──それも他社さんですけど、ふむふむ。

ゆいP:で、最後の『刻の大地』が途中で、未完結のまま終わったんですよ。そしたら、この間Twitterで作者の夜麻みゆきさんが続きを描くって言ってて。

オカリナ:ええ〜!

ゆいP:すっごい好きだったんで、今すごく気になっている状況です。再開したら絶対読みます! 集英社だと『HUNTER×HUNTER』が好きです。まわりもみんな続きを楽しみにしてますよ。

──ありがとうございます(笑)。

オカリナ:私は一番初めに買ってもらったマンガが、羅川真里茂さんの『赤ちゃんと僕』っていう、白泉社から出ている…これも集英社じゃなくてすみません(笑)。

──白泉社は集英社と同じグループなので一応大丈夫です!(笑)

オカリナ:それが最初に読んだマンガなので思い出深いですね。

白泉社の少女まんがもよめる!「マーガレットBOOKストア!」はこちら

──では、現在ハマっているマンガは?

ゆいP:『ハニーレモンソーダ』って言え(笑)。

ハニーレモンソーダ 1

中学時代、「石」と呼ばれ、泣くことも笑うことも忘れていた羽花。偶然出会ったレモン色の髪の男の子・三浦くんに憧れて、同じ高校に入学したけれど──!?
ソーダ水のように甘く弾ける青春が、ここからはじまる!
試し読みはこちら

オカリナ:『ハニレモ』のことは後でしゃべるから…。私が多分、人生で一番泣いたんじゃないかっていうマンガが、後藤っていう人の『凪子の話』(大洋図書)。BLなんですけど、めっちゃ泣きますね。本屋で立ち読みして泣きながら帰って、また買って読んで泣いてっていう…。

──マンガは、いつも書籍で読まれるんですか?

オカリナ:私、紙が好きなんですよねえ。並べられるとことか…。ネットもいいんですけど、どうしても紙で買いたいなあと思っちゃうんですよ。でも友達は電子にした方がいい、って言ってて…。買い切れなくなるし、年とったときに処分が大変じゃないですか?

──確かにそうかも(笑)。

オカリナ:友だちと「私が死んだら処分お願い」って、「あんたが死んだら私が処分するから」って話し合ってます。あと他社の話しばっかりでしたけど、『ONE PIECE』は大好きです。「東京ワンピースタワー」も行きました!

──ノベルティのマグネットクリップに『ONE PIECE』もありますので、よかったら…。

オカリナ:ルフィとチョッパーが欲しいです!

このマンガのキャラクターを演じてみたい!

──マンガを原作とする映画やドラマの出演オファーが来たとして、演じてみたいキャラクターはいますか?

ゆいP:『キングダム』の武将役で出たい。

(一同爆笑)

『キングダム』のイケメン男子記事はこちら

──どの武将役で出たいですか? やっぱり王騎(おうき)?

ゆいP:うわあ、めっちゃいい役じゃないですか、それ!

オカリナ:王騎は駄目だよ。悪役として出なきゃ。

ゆいP:私が王騎なんてやったら怒られるよ。そこらへんの名も無い武将で…。

オカリナ:あの、すごい体のでかい女いるじゃん?

ゆいP:媧燐(かりん)様! でも顔が似てる方がいいよね。私、武将っぽいんだよ。

オカリナ:男顔だからなー、ゆいPは。

描いてみたいマンガは?

──おふたりがマンガ家になったとしたら、どんなマンガを描いてみたいですか?

ゆいP:昔、マンガ描こうと思って、紙に描いたら超気持ち悪くて…。

オカリナ:へー!

ゆいP:絵も全然ヘタクソだし、ホントにキモいんだよ。

──どんなストーリーだったんですか?

ゆいP:雲の上が街になってて、そこに住んでる人たちがいて、そこで生まれた王子様が地上へ落ちちゃうんですよ。で、地上で生活するんですけど、自分が上の人間だってことが後々分かってくる…。

──それでそれで?

ゆいP:そこで終わりました。そっから進まないっていうか。

オカリナ:下の人間と恋に落ちたりしないの?

ゆいP:下の子として育てられちゃうの。

オカリナ:恋に落ちたりするんじゃないの?

ゆいP:そっから先はわかんない。未完なんだよ。

──でも設定は面白いです。

ゆいP:ホントですか!? やば、嬉しい!

──再開してくださいよ。

オカリナ:絵は止めたほうがいいから、原作だけ書きなよ。

ゆいP:じゃあ絵は冨樫義博さんにお願いして(笑)。

オカリナ:私はマンガ家になりたいと思ったことないんだよなー、絶対なれないと思ってたから。

──仮に描くとしたら?

オカリナ:私、ハッピーエンド以外好きじゃないんですよ。だから私が描いても、みんな幸せにしかならないから面白くないですね。

ゆいP:でも、いっぺんネタ書いてきてくれって頼んだら、悲しい話を書いてきたじゃん。ボケが1個もなくて、ただただ悲しい話で怖かったんだよなー。

オカリナ:それ、忘れてくんない?

ゆいP:忘れらんないよ。なんだろう、この悲しい話はって(笑)。

『ハニーレモンソーダ』について

──今回のPVでも登場する『ハニーレモンソーダ』はどうでしょうか?

『ハニーレモンソーダ』の試し読みはこちら

ゆいP:私はやっぱあの女の子がすごく…すげえいい子いるじゃないですか?

オカリナ:羽花ちゃんの友だちのあゆみちゃん。

ゆいP:外見も綺麗で中身もいいっていう。いるよねーこういう子、たまに、って。

オカリナ:あゆみちゃんとか、周りの女の子たちがマジでいい子が多いんですよね。

ゆいP:多いねー。あんな子たちがいたら、いじめとか無いよね。

オカリナ:中学までが布石だったんじゃないかっていうくらい、高校からの友だちが、いい子ばかり。だってとんでもないですよ。「石」って呼ばれてたんですよ、それまで。

ゆいP:「石」って直球だよね(笑)。他にもいるいるっていう感じの人達がめちゃくちゃでてきた。界くんみたいな人って、クラスに絶対いるじゃないですか、ワルの中心、みたいな。

オカリナ:うんうん。

ゆいP:ああいう人はどうやって恋に落ちるんだろう、どういう恋愛をしてるんだろう、って気になってたんだよ、高校の時。そういう子がニケツしてディズニーランド行ったって話を聞いて、そういうことするんだあの人、とか(笑)。でも、結局、似たような人とくっつくもんね。だから界くんは、かなり特別だよ。

オカリナ:そうなんだよね−。

ゆいP:そこがマンガでいいですよね。

オカリナ:でも、やっぱり『ハニレモ』の魅力は、羽花ちゃんが動くことで世界が変わってく、ってとこ。

ゆいP:うん。甘えてないところがいいです。界くんに助けてもらったりはするけど、そっちの世界にどっぷりつかって依存するんじゃなくて、自分の世界もちゃんと作っていこうっていう姿勢に好感が持てました。

おかずクラブさんも、思わず青春を思い出しちゃった『ハニレモ』! ふたりの乙女心もくすぐられちゃっていたようですね。ところで、そろそろPV撮影がスタート! ということで、そちらも見学させてもらうことに…。

“ナツコミ2017″PV撮影現場を覗いてみた!

今回のPVは、おかずクラブの楽屋が舞台、机に積み上げられた『ハイキュー!!』と『ハニーレモンソーダ』を熟読している2人のカットから撮影が始まります。ところが、さすがマンガ好き、撮影前から読む! 合間のセッティング中も読む! インタビューで伺った「暇さえあれば読む」はウソじゃなかった…。

微笑んでくれたゆいPさんと微動だにしないオカリナさん

取材陣に気を使ってか、読書の合間に微笑んでくれたゆいPさん。オカリナさんは微動だにせず。

一旦撮影に入れば、絶妙な呼吸で演技を決めていきます

一旦撮影に入れば、絶妙な呼吸で演技を決めていきます。さすがプロ!

オカリナさん

オカリナさんが、顔はカメラに向けながらマグネットクリップに急接近、という難易度の高い動作をテスト中。真剣すぎる目つきにゆいPさんも笑いを堪えられず…。

ゆいPさんのソロゼリフ

ラストカットはゆいPさんのソロゼリフ。淀みない発声にスタッフから大きな拍手が上がりましたが、気づかずに『ハニーレモンソーダ』を読み耽るオカリナさん。本当に「何も聞こえなくなる」んですねー。

おかずクラブさん

おかずクラブさん、おつかれさまでした。また機会がありましたら、マンガに関するお話を聞かせてくださいね!

というわけで、ナツコミ2017のPVに出演する芸人さんは皆、筋金入りのマンガ好き。PVを観る際は、彼らのマンガを読む眼差しにも注目してみてください。演技の背後にホンモノのマンガ愛が透けて見えますよー。
そして、その後は書店に足を運ぶこともお忘れなく! 

(文章/yashuo)

関連情報/外部リンクはこちら

ナツコミ

・集英社 夏のコミックスフェア公式サイト