2017年8月9日(水)18時00分

10人目の仲間は誰?『ONE PIECE』担当編集がミニトークショーで他では言えない制作秘話を公開!!

連載20周年という節目を迎え、さまざまな関連イベントが矢継ぎ早に開催! 各所で話題の『ONE PIECE』ですが、8月5日(土)にはジャンプショップ東京ドームシティ店で2人の『ONE PIECE』担当編集によるミニトークショーが開催されました。ハリウッド版実写ドラマ化への経緯など、他では聞けない貴重な裏話が飛び出した当日の様子をお届けします。

ジャンプショップ東京ドームシティ店

担当編集の好きなシーンを発表! 気になるハリウッド版実写ドラマは!?

今回、ミニトークショーが行われたのは、ジャンプショップ東京ドームシティ店の店内イベントスペース。続々と集まってくるファンの皆さんの年齢層の幅広さから、改めて歴史ある国民的マンガであることが感じられます。MCのブルック(のコスプレをした人)の紹介で『ONE PIECE』担当編集の2人がステージに登場すると、ギャラリーから大きな拍手が巻き起こりました。

ブルックに扮した東京ドームシティ店の店長さん

↑ブルックに扮して軽妙なMCを務めたのは、なんと東京ドームシティ店の店長さん。

『ONE PIECE』原作担当の内藤拓真さん(左)とメディア担当の杉田卓さん(右)

↑『ONE PIECE』原作担当の内藤拓真さん(左)とメディア担当の杉田卓さん(右)。

客席からの「『ONE PIECE』20周年おめでとう!」という祝福の声でミニトークショーがスタート。MCからの質問に担当編集のお二人が答えます。

――まずは20周年を迎えた感想を教えてください。

内藤:編集部としていろいろ準備してきて、イベントや発表をたくさん行っていますが、皆さんから「楽しい!」や「がんばって!」など、予想以上に多くの感想が届くのが嬉しいです。

杉田:僕が8歳のときに『ONE PIECE』が始まったんですが、「もう20年か!」という驚いています。そして20年間衰えない尾田さんの創作意欲と、どんな脂っこい肉を食べても一切胃もたれしない胃…凄いよね。

内藤:尾田さんの胃の話ですか(笑)

――印象に残っている出来事はありますか?

内藤:僕はまだ半年しか担当していないので、あまり事件といえる出来事は起こってなかったんですけど、先日の実写ドラマ化プロジェクトの発表は、「遂にきたわ、事件!」という感じがしましたね。

杉田:僕は3年くらい担当していますが、ギネス世界記録に認定されたとき、尾田さんがとても喜んでいた印象があります。何かあるたびに「俺、ワールドレコード持ってるんだよね」とすごく嬉しそうに言ってくる(笑)

内藤:可愛い人だなあ(笑)

『ONE PIECE』原作担当の内藤拓真さん(左)とメディア担当の杉田卓さん(右)

――1番好きなシーンはどこですか?

内藤:色々ありすぎますけど、ゾロがウイスキーピークで、100人くらいバーッと斬るじゃないですか。あのあたりは超かっこいい! あとは、空島へ行く前にベラミーをぶっ飛ばすところもかっこいい!

ゾロ_ウイスキーピーク

↑100人の賞金稼ぎを相手に戦うゾロ。無双な感じが好きという内藤さんお気に入りのシーン。

杉田:俺はゾロだったら新しい刀を買いに行くところが好き。あそこは読者のように声をあげながら読んでいた気がします。ダメダメダメダメ!って(笑) あとは担当したコラソンが大好きで。コラソンが笑顔で「愛してるぜ」という引きのシーンはネームを見たときに泣きました(笑)

ローグタウンで三代鬼徹を購入するゾロ

↑ローグタウンで三代鬼徹を購入するゾロ。ゾロは編集さんに愛されてますね。

自分を犠牲にして幼いローを助けるコラソン

↑自分を犠牲にして幼いローを助けるコラソン。満身創痍になってもローを安心させようとする姿に涙腺が…。

――ハリウッド版実写ドラマ化プロジェクトについては?

杉田:20年間、本当に色々なところから実写化のお話を頂いていたんですが、なかなか実現には至らなかったんですね。そんななか、海外ドラマの『プリズン・ブレイク』を作っているマーティ・アデルスタインさんからお話を頂いて、詳しく話を聞いてみるとすごく『ONE PIECE』に理解がある。プレゼン資料にも名シーンが色々散りばめてあったりして。そこで“ファンを裏切らないことを大前提にして欲しい”と伝えた上で、プロジェクトを進めることにしました。不安な方も多いと思いますが、いいドラマになると思いますので、温かい目で見守って頂ければと思います。

10人目のメンバーは?最終回は? きわどい質問に担当編集もたじたじ!

質問はまだまだ続きます。ここからは、ジャンプショップ東京ドームシティ店のお客様、そして会場の方からの質問コーナー!

――お二人が食べたい悪魔の実を教えてください。

杉田:俺はギロギロの実かな? 千里眼能力。

内藤:スケスケの実じゃないの?(笑)

杉田:俺、紳士だからね(笑)

内藤:ニキュニキュの実がいいな。どこか行けるし、飛ばせるし。

――飛ばしたいんですか?

内藤:飛ばしたくないですか?「お前は異動だ!」みたいな(笑)

杉田:それはただの会社の偉い人(笑)

『ONE PIECE』原作担当の内藤拓真さん(左)とメディア担当の杉田卓さん(右)

――今後、麦わらの一味に入るメンバーはいますか?

杉田:聞かれてはいけないことを聞かれてしまった! ちまたではいろんな噂がありますが…。

内藤:俺は知ってるから言えないけど、誰が入って欲しいですかね?(笑)

杉田:ガイモンさんとか、ビビとか入るかな? って思ったけどね。ラブーンも連れて行くかなって思ってたんだけど…。

内藤:ラブーン、燃える展開だったからね。

杉田:最新の打ち合わせをしている内藤から、何かヒントは?

内藤:序盤でルフィが「こんな仲間が欲しい」とか「何人くらい欲しい」みたいなことを言ってるんですが、その辺がヒントかな? 今、9人だし、とかね。

杉田:それも諸説あるから。ルフィを入れて10人なのか、抜いて10人なのか…俺、最初に原作担当になったとき、尾田さんに「ルフィを含めて10人なんですか?」と詰めよって困らせた(笑)

内藤:初期設定画も出回ってますが、あれに書いてあるのか、いないのか…。

何やら核心に触れる発言が出てしまったようですが…? この質問についてはここまで!

10人の中にルフィが入っているのかどうかも謎のひとつ。

↑10人の中にルフィが入っているのかどうかも謎のひとつ。

――『ONE PIECE』の担当になると、最終回のことを聞かされるそうですが、聞いたときの反応を再現してください。

内藤:う~ん、それをやると、けっこう分かっちゃうので(笑)

杉田:予想外だったのか、そうじゃないのか、とかね。

杉田:でも、最終回の話を聞いて、がっかりはしなかったでしょ?

内藤:がっかりはしなかった!

杉田:最後まで読んだら、絶対みんなに満足してもらえると言うか…。

内藤:面白いよね。あそこまで行きつくのかって。

杉田:どんなに巻数が増えてたとしても、最終回を知った上で、最初から全部読み返したくなるとは思いました。

内藤:いや絶対面白くなるって!

杉田:今のが最大限のリアクションです(笑)

やはり具体的なポイントは聞けませんでしたが、2人とも最終章には絶対の自信がある様子。簡単に説明できる結末ではないようですし、今後積み上げられていくストーリーをじっくり追ってみましょう!

クイズ、じゃんけんで新作グッズをプレゼント!

トークの合間には、クイズ大会やジャンケン大会も行われました。勝者には『ONE PIECE』の新作グッズがプレゼントされるとあって、皆さん気合を入れて参加されていましたよ!

クイズ大会では『ONE PIECE 500 QUIZ BOOK』、『ONE PIECE 500 QUIZ BOOK 2』から選ばれた難問が出題

↑クイズ大会では『ONE PIECE 500 QUIZ BOOK』、『ONE PIECE 500 QUIZ BOOK 2』から選ばれた難問が出題されました。

4名の方がTシャツをゲット!

↑会場が一体となって盛り上がったじゃんけん大会! 4名の方がTシャツをゲット!


最後にお二人からファンの皆さんへのメッセージ!

内藤:今年はイベントが盛りだくさんですが、本編の方も楽しんで欲しいです。コミックス最新巻は激アツなところで終わってますし、週刊少年ジャンプでは、今「ホールケーキアイランド編」がクライマックスです。そして今後は、尾田さんが一番描きたがっていた、日本がベースになっていると思われる”ワノ国”に行きます。きっと行きます(笑)。そこには、いろいろな仕掛けやキャラクターが待っていて、”頂上戦争編”以来のヤバい話がきた! という感じになると思うので、お楽しみに!

杉田:皆さんの応援のおかげで、クオリティの高いメディア展開ができています。さらに見たことのない『ONE PIECE』や、こんなかたちで『ONE PIECE』を体感できるのか、というようなことを、今もどんどん仕込んでいますので、楽しみにしてて下さい。でも、最近は展開が多すぎて追い切れない、なんて声も聞こえますので、無理をしない範囲で楽しんでくださいね(笑)。メディアの部分で皆さんをがっかりさせないように頑張りますので、よろしくお願いします。


20周年を迎え、原作もメディア展開もさらにスケールアップしそうな『ONE PIECE』。今後も目が離せません!

ONE PIECE 86

マム暗殺作戦の全貌が明かされる!! 強靭な肉体を持つマムに傷を付けるには、ある弱点を突かなければならないが…。難題を前に、ルフィ達の作戦は無事成功なるか!? “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
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(C)尾田栄一郎/集英社