2017年9月7日(木)13時52分

萩岩睦美 鳥絵展(西荻窪「URESICA」9/7-9/18開催)最速レポート りぼんの名作『銀曜日のおとぎばなし』のリルフィーもいっぱい♪

りぼんで連載された『銀曜日のおとぎばなし』『アラビアン花ちゃん』などのファンタジーロマンシリーズ、YOUで連載された元気なお子様ほのぼのホームコメディ『がんこちゃん』などで人気のまんが家・イラストレーター萩岩睦美先生が、西荻窪の素敵なSHOP&GALLERY「URESICA」さんにて2017年9月7日(木)~18日(月・祝)※12日(火)は除く)の期間、原画展を開催します。

西荻窪の駅を降りて北口からまっすぐ北上。右側通行で「あるいて7分」ぐらい。でウレシカさんにつきます。レンタカー屋さんについたら「行き過ぎ」です。

西荻窪の素敵なSHOP&GALLERY「URESICA」さん
シカの看板が目印。

『銀曜日のおとぎばなし』を読んでいたりぼんっ子ちゃんは、会場で「………リー!!!(ポー風に)」と叫ぶこと請け合いのこちらの原画展。萩岩先生が、徹夜で展示の原画を仕上げ、上京し、そのまま建て込み中…の一番お忙しい中おじゃまして、会場を撮影&先生にお話を伺ってまいりました。

『銀曜日のおとぎばなし』よりポーとリルフィー

↑『銀曜日のおとぎばなし』よりポーとリルフィー。

あふれる小鳥! ふわもこが大変な大さわぎです

「エナガの一生」原画展

今回の展示会は、『エナガの一生』(松原卓二/著 萩岩睦美/絵 東京書籍)の発売を記念した「エナガの一生」原画展と同時開催となっています。

ギャラリーの1階は『エナガの一生』の原画がぎっしり。

「エナガの一生」原画展

ふわっふわのエナガと、豊かな自然が「これでもか!」というかわいさで迫ります。

「エナガの一生」原画展

111pみっちり詰まった鳥ワールド、萩岩先生は4月ごろから本格的な作画を開始され、7月ごろまでみっちりかかったとのこと。「鳥以外の小さな虫などもたくさん描いています」

「鳥以外の小さな虫などもたくさん描いています」

と仰っていました。右上のトンボやカタツムリがリアルなのです。展示は物語の順番に従って並べられているので、本があると絵の鑑賞がより楽しめます。横長の版型で、もっていてうれしい1冊。サイン本の販売もしているそうです。ぜひ現地でお買い求めくださいね。

2階は、萩岩先生の鳥のイラストがざざーっと!

2階は、萩岩先生の鳥のイラスト
2階は、萩岩先生の鳥のイラスト

ちなみに…。左の絵の端に茶色の紙が挟まっているのは、会場設営を手伝っていたくらもちふさこ先生が取り忘れたもの(この後取り外されています)。つまりこの額は、くらもち先生が額装したというレアなものなのです。ハシビロコウさんもいます。
中でもその…コミックシンク的に目が離せないのが「リルフィー」シリーズです。

「リルフィー塗り絵」

こちらなのですが、会場で販売される「リルフィー塗り絵」(5枚セット・750円税別)

「リルフィー塗り絵」

…の、原画で、先生が色鮮やかにぬったものなのです。(先生も、塗り絵を買ったみなさんが使うであろう水彩色鉛筆で着彩したそうです)1色の塗り絵の線だけでもカワイイのですが…原画は、イギリスのカップケーキショップみたいなキュートであったかみのある色彩で、とにかくカワイイんです。しかも後であらためてご案内しますが…展示される5点中4点、販売するそうです。原画を。………私は今、原稿を描いているのがもどかしい。売約済みシールを貼りたかった…。

さておき。さらにびっくりなのがこちら! 複製原画(左)。右は原画です。

萩岩先生直筆サイン入り複製原画

…萩岩先生直筆サイン入り複製原画が2200円+消費税…値段もカワイイ!!!
このほかにも、マグカップやTシャツ、ポストカード、トートバッグなどなどなど…

マグカップ
トートを持っているのはくらもちふさこ先生(本物)
(トートを持っているのはくらもちふさこ先生(本物)。しかも既にすっかり使いこなし中の私物を撮影)

どれも、すんごくカワイイカワイイカワイイカワイイ!!!!!!!

さらにお買い物すると先着順でこちらのポストカードももらえちゃうんです!

ポストカード

さらにさらに、先ほどチラッと言いましたが、原画、販売するんです。ただ、それぞれ数に限りがありますし、会場もコンパクトです。 来場・購入される際は、URESICAさんのHPをしっかり読んでからご来場するようにしてくださいね。原画は会場でお値段をご確認していただいた上、1人1点のご購入となります。
【URESICAさんのHPはこちら】
(人数が多い場合、整理券対応になるそうです。歩道が細いので、近隣のご迷惑にならないようご注意くださいませ)

萩岩先生にお話をお聞きしたところ、小さいころから本当に鳥がお好きだったそう。

「あーん、鳥のかわいいところが全部入ってるぅ」というイラストの数々には、本当にお好きな方の優しいまなざしが感じられます。
そして、萩岩先生はとっても元気はつらつ! 会場にてお会いできると思いますが、『がんこちゃん』のママがメガネかけてらっしゃる感じだなぁ…と思いました。

『がんこちゃん』1巻

『がんこちゃん』1巻より

萩岩作品には、『銀曜日のおとぎばなし』はもちろん…

『銀曜日のおとぎばなし』
『銀曜日のおとぎばなし』
『銀曜日のおとぎばなし』

『がんこちゃん』などの現代劇にも、「鳥」や「生き物」がいっぱいでてくるんですよ。 そして、登場する人物の年齢もとっても幅が広い。

「鳥」や「生き物」
「鳥」や「生き物」

「りぼん」での初連載で大ヒット作となった『小麦畑の三等星』の頃から一貫して、萩岩作品にはなんというか「多様性」というか、ちょっと不思議な子、元気な子が周囲と調和して生活していくようになるさまが描かれているように思います。

『小麦畑の三等星』

(『小麦畑の三等星』より)

「ああ、いろんなひとがいて、ちょうどいい」ということを、子どものころ、萩岩作品から教わったなぁ…と。現在は児童書の挿絵、カードゲーム「PAIRS」の美しい画など、活動のフィールドをイラスト寄りにされている萩岩先生。しかしその「誰でも受け入れてくださるような懐の深さ」と、「小さなものたちにむけられる愛情」はより深くなっている気がします。

ギャラリーへぜひ足をお運びください

「語らざる者」の小さな声を聴きに、ギャラリーへぜひ足をお運びください。

そして「リールフィー」と思った方は、デジタル版コミックスをぜひこの機会に。

文:編集スタッフM
撮影:細川葉子

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(C)萩岩睦美
(C)萩岩睦美/集英社